白いライン
文と写真:碇本学 乱暴なままぶつかってくる 遊び疲れることのない 太陽の光は 平成最後の夏 アスファルトに強い影伸びる 日陰に立ち止まる人たちの細い目 Tシャツを染めていく汗 ポタリと落下して 交差点の中心で蒸発する い… 白いライン の続きを読む
www.hemisphere.world
文と写真:碇本学 乱暴なままぶつかってくる 遊び疲れることのない 太陽の光は 平成最後の夏 アスファルトに強い影伸びる 日陰に立ち止まる人たちの細い目 Tシャツを染めていく汗 ポタリと落下して 交差点の中心で蒸発する い… 白いライン の続きを読む
文:重藤貴志[Signature] 少なくとも約50万年前頃から人類は火を焚いていたといわれている。 しかし、機械化が進むうち、私たちは急速に焚き火から遠ざかった。 スイッチ一つで簡単に点火できるクッキングヒーターは便利… 焚き火の持つ効能 の続きを読む
文:曽根雅典[三軒茶屋nicolas] 絵:佐々木裕 杏 小さい頃、実家の駐車場の裏に杏の木が植わっていました。夏になって杏が実をつけると、夜寝ているときに、杏が駐車場のトタンの屋根の上に落ちる音がして、屋根を転がり地面… 料理歳時記 の続きを読む
こんなに世界が可視化されると思わなかった。 すべてが平等であり、ひとりひとりが自分の意見を持たなければいけない社会になるとは思わなかった。 思わなかった世界で生きている。 生き辛い、誰かの悲鳴が聞こえる夜の底は白い、白い… 月とギター / David Mark の続きを読む
文:重藤貴志[Signature] 物事を理解するためには、段階を踏まなければならない。 特に未知との遭遇は、意志の疎通に膨大な時間が必要になる。 その時間を一気に短縮したのがインターネットだろう。 世界中からアップロー… そこへ至るまでの道のり の続きを読む
文と写真:碇本学 走行中の車から手を出して 感じる風の気持ち良さ BGMは少し早い夏の風物詩 いつだって 自分の弱さを隠すように話し続けて 守っていたものは 簡単に吹き飛ばされてしまった 君のものなんて なにひとつ なに… なにひとつ の続きを読む
文:曽根雅典[三軒茶屋nicolas] 絵:佐々木裕 さくらんぼ(桜桃) 「蔓を糸でつないで、首にかけると、桜桃は、珊瑚の首飾りのように見えるだろう。 しかし、父は、大皿に盛られた桜桃を、極めてまずそうに食べては種を吐き… 料理歳時記 の続きを読む
文:重藤貴志[Signature] 「句調はずんば舌頭に千転せよ」という言葉がある。 松尾芭蕉の高弟である向井去来が書き遺した言葉だ。 どうしても良い文章が書けないときは、 何度でも口に出して確かめてみればいい。 簡単な… 舌頭千転 の続きを読む
文と写真:碇本学 境界線を越えるには いつも勇気が必要だと言われていた かつての話 勇気を勇気と思わない存在がいたら 旧市街から新市街へ 言葉では通じ合えない気持ちも おざなりになっていた旧習も いつでも崩壊して 自分の… 新市街 の続きを読む
文と絵:山田タクヒロ 新しい音が欲しいから、ひさびさ地球にレコード買いに 行ってきた。 レコードってなんだか流行りそうな予感がしちゃってるし。 ipodも何個も持ってるけど、すぐ新世代出て古いの使わなくなるし、 やっぱり… 『RECORD JUNKIE ANIMALS』 新世代 (RJA-008) の続きを読む