アルヴァーブレンド

あんまり深煎りコーヒーを飲まない。昨日焙煎機の掃除をした。最初の焙煎はアルヴァーブレンド。飲んでみる。こんなに甘かったっけ。っていうか美味しいやん!そりゃ人気になるわ。ひとりごとを言いながら飲む。今朝のアルヴァーブレンドもめっちゃいい。飲んでもらいたいなあ。

開店以来20年以上、2種のブレンドで生計を立てている。内容は変わっているけれどニュアンスは同じ。個性のない、身体にスーッと入っていくコーヒー。美味しいなあって溜息が出るようなコーヒーではなく、飲んでいることすら忘れるくらい存在感のないコーヒーを作りたいのだよ。

多種多様な生豆の中から何を選び、どういう焙煎をし、それをどうミックスするのか。無限にあるし、正解はないし、そのことに当惑するのか、ワクワクするのか、日々どちらかにブレながらコーヒーを作り続けている。ずっと途中。だからやっていけるんだ。ゴールがあることはつまらない。

ゴールがある方が本当はいいんだろ。闘志も沸くし、到着すれば達成感もある。でもね、その後の抜け殻状態、次のゴールを見つけるモチベーション、私には向いていない。自分のリズムで右往左往しながら辿り着かないこと。正解がないことを恐れないこと。そんな世界が向いているようだ。

って、何が言いたいかっていうと、是非アルヴァーブレンド飲んでみてください!ってことだ。